※ この学習会は終了しました。ご参加、ご紹介、ありがとうございました!
本日は、催しのご案内をさせていただきます。
日本にいる間に何かできることはないだろうかと考え、『ベトナム語学習会』を開くことにしました。私もまだまだ勉強中のベトナム語ですが、その特徴を少しでも紹介できればと思っています。一度ベトナムに行ったことがあって、また行きたいなぁと思っている方なら、次の旅ではベトナム語を使って、よりローカルな滞在をしてみることができるかもしれません。
今回は私が7月中旬まで日本にいるので、定期的に開催することを検討していますが、まずは体験版として、5月5日(月)にやってみようと思います!
『ベトナム語学習会・5月』
◆日時:2014年5月5日(月・祝)
第一回 10:00~11:00 テーマ「ベトナム語で自己紹介」
第二回 11:15~12:15 テーマ「ローカルカフェに行こう」
◆会場:文京シビックホール3階会議室2
アクセスはこちら⇒http://bunkyocivichall.jp/access
◆参加費・定員
第一回:1000円 / 定員10名
第二回:1000円 / 定員10名
※それぞれの回は独立した内容ですので、どちらかの回のみのご参加もOKですし、もちろん、連続してのご参加も歓迎いたします。
★4月28日(月)現在、定員残りわずかです。お早めにご連絡ください!
◆お申込・お問い合わせ:
メールにて事前申し込みをお願いいたします。
vietnamgo2014@gmail.com (木村)
◆学習会コンセプト
~ベトナム語で、よりローカルな旅を~
旅をするのに、 その国の言葉を知らないと困る、ということは決してない。けれど少しでも知っていたら、ひとりで街歩きをするときに、勇気を出して飛びこんでみることができるかもしれない。より“地元目線”でベトナムを味わいたい。そんな人に向けて、この学習会を開催します。
★各回の内容
第一回「ベトナム語で自己紹介」(10:00~11:00)
~ベトナムを旅するなら、有名スポットや観光地巡りもいいけれど、現地の人が集う食堂や公園など、ローカルな場所にも行ってみたい。そこで出会った地元の人と、ちょっとだけでもベトナム語を使って話をすることができたら…。そんな人のために、この時間には挨拶や自己紹介のしかたなど、初対面のときの会話を想定して練習。目標は、「ベトナム語で自己紹介ができるようになる!」
第二回「ローカルカフェに行こう」(11:15~12:15)
~世界でもトップクラスのコーヒー生産量を誇り、いたるところにカフェが溢れるベトナム。その濃厚で香り高いコーヒーに魅了された人も多いはず。近年は外資系カフェの進出が進んで英語で注文できるカフェも増えたけれど、ベトナムコーヒーを安価に美味しく味わうなら、地元の人が集う路上や公園のローカルカフェに行かなくちゃ!でも英語は通じない…?だったらベトナム語で注文してみよう。この時間にはコーヒーの注文のしかた、お金の払い方などを紹介。目標は「ひとりでローカルカフェに行く!」
★こんな人にオススメします!
・かつてベトナムに行ったことがあって、また行きたいなと思っている人。
・まだベトナムには行ったことがないけれど、ぜひ行きたいなと思っている人。
・ベトナム語って一体どんな言語なの?!と興味津々の人。
◆主催者、案内人の紹介~木村友紀(Kimura Yuki)
大学2年生のときにNPO法人ARBAのエクスポージャーツアーに参加し、初めてベトナムへ。以来ベトナムのことがとても気になり、2009年よりホーチミン人文社会科学大学へ留学。ホーチミン在住歴5年。ARBAのベトナム駐在員として、現地での国際支援・国際交流活動にも従事。ARBAのホームページはこちら⇒http://arba.asia/
ご参加をお待ちしています、どうぞよろしくお願いいたします!
2014年4月20日日曜日
2014年4月15日火曜日
大学にあるベトナム語
埼玉県東松山市にある、大東文化大学に行ってきた。
同じ埼玉県とは思えないくらいの遠さにちょっとびっくりしたけど、
天気のよい日だったので、春のぽかぽか陽気を味わうには最適だった。
伝統的にアジアの言語を重視してきたというこちらの大学では、
ベトナム語も一つの選択肢となっている。
渡り廊下には、新入生に向けて各言語を紹介する際に使ったという幕がずらり。
もちろん、そのなかにはベトナム語もあった。
Hãy nếm thử các món ngon của châu Á!
「アジアの美味しい料理を味わってみましょう」
Hãy + V =~しましょう
nếm =味わう
V + thử =~してみる
các =各
món =料理
ngon =美味しい
của =の
châu Á =アジア
となる。ベトナム語はいつも後ろから修飾。
私が卒業した日本の大学にはベトナム関連の授業は全くなかったので、
こんな風に学内にベトナム語が掲げられているというのが何とも新鮮で、
そしてなんだかうれしくなった。
From Hem
2014年4月4日金曜日
日本とスイスの「連詩」
谷川俊太郎さんの「連詩朗読会」というイベントに行ってきた。
日本で何か面白そうな催しがないかなと思った矢先、
たまたま谷川さんのホームページで見つけたのがこれだった。
谷川俊太郎.comはこちら。http://www.tanikawashuntaro.com/
日本とスイスの国交樹立150周年を記念して行われているイベントの中の一つで、
日本側の詩人2名と、スイス側の詩人2名、そして翻訳者2名の計6名が製作した、
「連詩」という作品を朗読によって発表するというのが、このイベントだった。
4人の詩人が、リレーのように詩をつないでいき、一つの作品とする。
特に決まったテーマはなく、ルールも「ひとり5行以内で」というゆるいもの。
前の人の詩から受けたインスピレーションで、続きとなる自分の詩をつくるだけ、らしい。
作品は、全部で36篇の詩から成る。
スイス側の2名はドイツ語での製作となるため、詩にはその都度翻訳が入る。
翻訳者2名は、ひとりはドイツ語が堪能な日本人。もうひとりは日本語が堪能なスイス人。
おふたりともそれぞれに、ドイツ文学と日本文学の研究者だという。
この翻訳作業が、相当に大変なもの、そしてこのイベントの肝要な部分じゃないかと感じる。
当日、会場には左右の壁にその作品たちが掲げられていた。
これらを眺めながら、正面の舞台に座る6名の朗読を聞いた。
難解でよくわからない部分もあれば、すっと心に入ってくる詩もあった。
スイスの2人は当然ながらドイツ語で朗読。その音を聞いているだけも心地よかった。
そしてその次に入る、日本語の翻訳を聞くのはとってもドキドキした。
本当に大変な作業だったろうと、考えただけで気を失いそうになる。
「六本木連詩」と名付けられた作品群は、自由に写真撮影できたので、
お気に入りのものだけ撮ってみた。
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「ぼくらの旅は身軽な旅で 持ち物はほとんど言葉だけ 全財産が耳でも聞ける
言葉は突然はじけて雨のよう それから地球にふりそそぐ
ぼくらは言葉を掴まえない 言葉がのくらを掴まえる」
23番目の、谷川氏のもの。
「百科事典が 人生の原生林に細道を拓いてくれた
類語辞典で 言葉の網の目に捉えられた
ことば遊び辞典で 辞典類から解放された」
32番目の、Rapheal氏のもの。
「新聞は 言葉の墓場 怒りに駆られて投げ捨てる時 捨てるのは紙ではない
吹いてきた生温かい風が くしゃくしゃと二三羽の鶴を折ることもある
悪しきを払うものだというが」
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谷川さんはもう何年もこうした「連詩」の取り組みを、外国の詩人たちとやっているらしい。
別の言語だとどうなるのだろうと想像して、やっぱりドキドキした。
詩によって、ことばによって、違う国の人とこういう交流ができるのは、とても素敵だと思った。
From Hem
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イベント情報
『日本・スイス 国交樹立150周年記念 連詩の朗読会』
※2014年4月2日終了、詳細は以下のサイトに。
http://www.tanikawashuntaro.com/archives/1412
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2014年4月3日木曜日
5年ぶりの桜
日本に帰って来た翌日、東京・飯田橋に行った。
外濠を囲むように、たくさんの桜が迎えてくれた。しかも満開で。
昨年も同じ時期に帰って来たけれど、少し遅く、もう散っていたから、
満開の桜を見られるのは、かれこれ5年ぶり。
ちょうど見頃だったようで、多くの人が押し寄せていた。カナルカフェも大盛況。
私も情けないほどミーハーだけど、うっとりした。
でも、桜もいいけど、もっと見たくなるのは、秋の紅葉なんだよね。
From Hem
2014年4月2日水曜日
トランジット・上海②~街並みとカフェ
小籠包でお腹を満たした後は、T子さんオススメのカフェへ。
地下鉄で「陜西南路」駅まで行き、ぶらぶらと歩きながら。
古いアパートが多い、素敵な街並みのエリア。
そしてお目当てのカフェ、 「song fang/宋芳茶館」へ。オーナーはフランス人とのこと。
店内にはレトロな缶がインテリアとして並び、
白を基調とした家具のなかに、カラフルな赤の布でアレンジされたソファが。
(うーん、写真がひどい…)
オリジナル商品という水色の食器はとってもキュートで、
注文した紅茶とケーキも、美味しかった。
T子さんと積もる話に花を咲かせていると、あっという間に空港へ行く時間に。
帰り、ひとりで地下鉄に乗り空港へ向かう途中、乗り継ぎ駅を間違えてしまい、ギリギリの到着。チェックインカウンターに無理を言って通してもらい、搭乗口までダッシュ。
預け荷物はサイゴンから直接成田に向かうため、手続きが早く済んでよかったぁと安心して機内に入るも、夜成田に着いたら、なんと預け荷物が上海に置き去り!というハプニング発生。
初めての経験に思わず「え~!」と成田の職員さんに詰め寄るも、すぐに笑えてきたのは、上海でのトランジット・タイムが楽しかったからかなぁ、と。荷物は翌々日、無事に自宅まで届けてもらいました。すんごい重かったから、むしろラッキーだった?
初めての街は、やっぱりワクワクした。
右も左もわからない、書いてある言葉もちっとも読めない(同じ漢字なのに)、でも、それが楽しい。
次はちゃんと時間をとって、上海をめざして旅に来よう。そう思えたトランジット・タイムだった。
T子さん、本当にありがとうございました。
From Hem
2014年4月1日火曜日
トランジット・上海①~小龍包と庭園
4月から7月中旬まで日本に帰ることになった。おなじみ中国東方航空の上海経由便を使って。いつもは空港でダラダラと過ごしてしまう上海、今回は10時間以上のトランジットだったので、思いきって街へ繰り出すことに。初めての街を歩きたいというのと、もう一つ。ホーチミンで出会い、現在は仕事の場を上海に移したT子さんとも会いたい!という企みだった。
上海には早朝着にもかかわらず、空港に迎えに来てくれたT子さん。到着ロビーにて遠くからお互いの姿をを見つけた時には、思わず感動の再会らしくダッシュで駆け寄った。(その後の二人の息切れっぷりが笑えた。)
上海の空港からは、リニアモーターカーにて中心地へ。T子さんに頼りっきりで何も調べていなかったのだが、どうやら時速431kmのスピードが出ることで有名な世界最速列車らしい。
スピードが表示されるポイントに座席を陣取り、他の観光客の皆様と一緒にパシャリ。430kmしか撮れなかったけれど。
遊園地のアトラクションばりに速いリニアモーターカーの思わぬスピードに若干ひやひやし、地下鉄を乗り継いで向かった先は豫園(よえん)。ここに残る庭園と、T子さんオススメの小籠包が目当てだ。
「千と千尋の神隠し」の世界のような街並み。
T子さんの後について歩いてゆくと…
こちらがその小籠包!豚肉、カニみそ、野菜の三種類を注文。朝からこんなに食べられるかなぁ~という心配をよそに「ん~~美味しい!!」を連発しながらバクバク食らう私たち。ここのは肉汁が少なめの、具材たっぷりのタイプだという。こんな美味しい小籠包食べたことない!東方航空の機内食を我慢したかいがあった。
臭豆腐と卵のスープも注文。臭豆腐はベトナムではこの形では食べないけれど、ゆでオクラのたれとして一般的な chao (チャオ) と同じ。チャオが好きな人には全く臭みも気にならない美味しさのはず。
朝からお腹と心を満たした後で、地下鉄の駅名にもなっている豫園へ。ここは明の時代に建てられた庭園で、いまでは重要文化保護材になっているという。個人のものとは思えないくらい精巧な造り。厳かでもあって、優美でもある、そんな絶妙なバランスの美しさ。
特に窓枠や襖の格子に散りばめられた細工が本当にきれいで、うっとり。そこに映える真っ赤な提灯の、なんとも言えない強い存在感。圧巻の庭園だった。
(旅、続きます)
From Hem
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