2014年1月28日火曜日

テトの香り


テト前の、街がそわそわしてくる感じが好きだ。
サイゴンのあちこちに、テトの香りがたちこめてくる。

なかでも特にすきなのが、歩道に出現するベトナム書道家と、その作品たち。
タオダン公園に近い、Nguyen Thi Minh Khai通り沿いを歩いた。
 

 
 



世界にも類を見ないであろう、アルファベットの書道が美しく並べられていた。
自分の好きな言葉やことわざも、オーダーメイドで書いてくれるらしい。

テト前の、大好きな風物詩。


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2014年1月7日火曜日

お呼ばれごはん

おとといの日曜日、友人宅の法事に招かれた。私の友人のおばさんにあたる人がかつて日本に住んでいたこともある人で、友人は「友達の日本人の子連れてきな」と言われ、誘ってくれたらしい。見ず知らずの外国人を法事に呼んでくれるところが、なんともおおらかだなぁといつも思う。


おじいさんの仏壇に手を合わせた後で、みんなでごはん。パーティーさながらの食卓。 テーブルは全部で4つ、それぞれに8~10人近くが座っていたから、およそ40人が集まっていたことになる。友人は律義に家族や親戚をひとりひとりを紹介してくれたけど、とても覚えられないし、親戚内での「呼称」がはっきり区別されるベトナム語に、頭のなかが大パニックだった。(例えば母の兄か弟か、父の兄か弟か、で、同じ「おじさん」でも全て呼び方が違うのだ。)


食事は、法事などの席では定番の赤いおこわや茹でた鶏肉のほか、家族で選んだという料理も盛りだくさん。お客さんである私は、久しぶりの「Ăn đi攻撃」(食べな!攻撃)を食らい、お腹がパンパン。こういう席にはだいぶ慣れたつもりだったけれど、箸の行き交う賑やかなおしゃべりの輪には、まだまだ話題を追うくらいが精一杯。

つくづく、ベトナムの人にとっての、こういう食事の場の大切さを感じる。
 
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2014年1月4日土曜日

バイク修理でベトナム語


2014年初めてのバイク修理。後輪がパンクしたので、なかのチューブだけでなく、かなりすり減っていたタイヤ自体、交換することにした。

もう何年もバイクに乗っているけれど、苦手なのがバイク用語…。いまだに修理の際には「これ」「そこ」などの指さし会話でちょっと情けない。そこで今日は修理屋のお兄さんに付き合ってもらい、バイク用語を勉強。

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タイヤ  vỏ
中のチューブ ruột
ブレーキ thắng
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今日はこの三つを覚える。どれも前から聞いたことがあったけどすぐに忘れるので、ここにメモ。お兄さんにブレーキもゆるんでると言われたので交換。 これで、安心して乗れる。

ちなみに、これまでタイヤ= Bánh xeと思い込んでいたけれど、これは「車輪」のことだと気づく。よく道路標識で、「2 bánh」「4 bánh」と見るのも、「二輪車」「四輪車」だものなぁ。気づくの、遅し…。

バイク用語と同様に苦手なのが、魚の名前。理由は簡単、料理をしないから…。つくづく、興味の薄い分野の言葉は後回しになるなぁと痛感。まだまだ覚える言葉、いっぱいあるぞ。


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